最近、本が読めない

 最近に限った話ではないのですが、読みたいと思ってるのに読めない。この感覚が最近は特に強い気がするので書いてみます。

 そもそもの話、本を読む方かと言われればそんなこともなく、月に1、2冊読み切ったら自分を褒めたくなるくらいです。月に、なんて書きましたが年間を通して波があり、全く読まない月なんかもあります。

 読む本の傾向としては、所謂ビジネス書や自己啓発の本をよく読みます。どうやったら集中力を高められるか?とかコミュニケーションで必要なのは○○だ!みたいなやつです。特にビジネスをやっているわけでもないのに、高校ぐらいの時から買ってました。自分に自信がないので、自分を変えたい願望は常にあって、それが買う本の内容につながっている気がします。読んだあと、その本に載っているメソッドみたいなものを読んで、ちょっとやってみたりすると自分が成長したように錯覚するんですよね。実際は継続しないのであまり意味がないどころか、学生なんだから勉強しろよって昔の自分に言ってやりたいですけど。

 ここ2~3年で読むようになったのは新書かなと思います。勉強のような堅苦しさはないけど、学びがある、みたいなイメージで雑学っぽいのが好きなので選択肢に上がりやすくなりました。内容が専門的なことも多いので、割と途中で挫折してしまう本も多いのですが…。

 今年に入ってからは、読書量を増やしたいという新年にぼんやり立てた目標があったので、気になったら即購入してました。Kindle unlimited にも契約しました。その結果積んでる本が大量に増えただけで読み切った本なんて一冊しかないです。読み切ること、たくさん読むこと、読んだ本の内容を記録すること、考えたり実践したりすること。どれも大事なことなので意識したいと思っていますが、こういった意識が読書の妨げになっているのかもしれないですね。

 別に本を読むことにこだわる必要なんてないのですが、特別やりたいこともないから本を読むようにしている、読むようにしたいのです。本だけに限った話ではないですが、本は読むだけで書かれている世界に連れて行ってくれると思うんですよね。それは創作上の世界でなければ自分でも体験しようと思えば出来ることがほとんどだと思います。でもそれを体験するのは難易度が高いでしょうし、体験するためのお金や時間をかけるだけの情熱が存在するか、持続するかという不安があると思います。読書を続けているからと言って、やりたいことが見つかる保証はないのですが、本を読むだけで知っている世界が一つ増えるのはすごくお得な気がします。(というか書いていて感じてきました)

 自分が抱えていた悩みを文字に起こしてみると、意外にも原因なんかはすぐ見つかるものですね。読んだ本、読んでいる本、これから読む本はブログに投稿していくとかはありかもしれません。